中国映画☆4『画皮〜あやかしの恋〜』(2008年)
原題:『画皮』
ネタバレあり。
チェン・クン、ジョウ・シュン、ヴィッキー・チャオが共演した映画。
チェン・クンの色気がすごい!
ジョウ・シュンの演技力がひかる映画✨この映画見てジョウ・シュンってすごいんじゃ?と見直した。恋する女を演じたら誰も勝てないかも😳
辺境の街を守る将軍・王生(チェン・クン)。敵の陣営に奇襲をかけて突撃したときに、敵のテントに囚われていた美少女シャオウェイ(ジョウ・シュン)を助け出す。実はこのシャオウェイは妖魔で、人間の心臓を食べることによって美しさを保っていた。
妖魔でありながら、シャオウェイは王生に一目惚れしてしまう。そのまま王生の家に住み込み、彼の心を手に入れようと、夢の中で誘惑したり、現実でも目に涙いっぱい溜めてせまってみたり。でも王生は、自分には妻のペイロン(ヴィッキー・チャオ)だけなんだよとやさしく拒否。シャオウェイは、思い通りにいかずイライラ。
妻のペイロンはシャオウェイの正体に気づき、追い出そうとするが、王生は「シャオウェイが妖魔のはずがない」と信じない。ラブラブな夫婦だったのに、気持ちのすれ違いが…。
ラストよかった〜。シャオウェイの最後の表情が切ない…。愛してると言ってもらえて嬉しいような、でも結局どうしても手に入らないと諦めたような(T_T)いい映画だったな~。
チェン・クンのツルツルお肌!濃いお顔!特に寝間着姿がいい。マントとかずるずるした服装が大好き❤
しかし王生も気の毒な…。夜な夜なシャオウェイを抱く夢見せられて、現実でもシャオウェイがせまってきて。よく手を出さなかったね。なのに、ペイロンからは、「シャオウェイのこと好きなんでしょ」と話を聞いてもらえない😅しかも実際シャオウェイに惹かれ始めてるから、強く否定できない。
チェン・クンいわく、王生がどっちを愛してるのか最終的にどっちを選ぶのか、監督から教えてもらえなかったんだって。というか、監督にもわからないと言われたらしい。なんと結末未定のまま撮影が進んでたらしい。監督おもしろすぎるでしょ😂だから「え?結局どっちなの!」って感じを演じれたのね。王生は、ペイロンひとすじで、これこそ真実の愛!と思わせておいて、最後の最後にシャオウェイに「君のことを愛してる」だからね😑本心ではシャオウェイに惹かれてるけど、妻のペイロンを大事にするべきっていう義務感と、結局どっちも好きなんだよ〜っていう男の身勝手さみたいな?
中国映画に馴染みのない人には、退屈な映画かもしれない。そんなに盛り上がりのある話ではないし、地味と感じるかも。でも私は好きだな❤️
ところで…
画皮の映画パンフレットに、チェン・クン、ジョウ・シュン、ヴィッキー・チャオ3人とも1976年生まれって書いてた。中国のウィキペディアみたいな百度百科みたら、ジョウ・シュンは1974年って書いてた。おいおい、パンフレットが間違ってるってあり得るの?
ってか、ジョウ・シュンの方が年上なの?ふたつも?😳びっくり!